公務員試験の面接対策で一番重要なのは模擬面接ですよね?
模擬面接はとても重要な対策の一つですが、一番重要ではありません
模擬面接は、スポーツで言うところの”練習試合”で、
本番の面接を突破するには欠かせない面接対策の一つです
しかし、“基礎部分”の準備ができていないと、模擬面接は有意義に進まないどころか、本番の面接で十分に力を発揮することはできない
では、公務員試験の面接における基礎とは一体どのようなことでしょうか?
模擬面接の前に回答の準備はしましたか?
なるほど!
たしかに実践形式の模擬面接を受ける前に、基礎部分が不十分だと意味ないですよね…
では、面接対策における基礎って何だと思いますか?
面接でされる質問に対して、回答内容を想定しておくことでしょうか?
そのとおりです
では、どのような質問に対して準備しておくといいと思いますか?
回答内容の想定は面接対策に不可欠な要素です
では、どのような質問に対して準備をすべきでしょうか?
面接での質問の種類は“無限”と言っても過言ではありません
試しに検索してみると、実に様々な質問の種類があることに気が付きます
しかし、実際の面接時間は20分程度です
ここで、受験者はある課題に直面します
20分の間で面接官が聞く質問の数には限りがある。
けど、質問の種類は無限…
もし想定していない質問を聞かれたら、答えられないかもしれない…
でも、面接本番までの時間は限られているし…
まさに、負のスパイラルです
ここで一呼吸おいて考えてみてください
面接官は無限にある質問の中から、ランダムに質問をしてくるのでしょうか?
面接官はなぜ質問をするのか?
なるほど!冷静になって考えてみれば、そうですよね
面接官も何か考えがあって、質問をしているってことですよね
そのとおり!
面接官にとって、質問をすることはあくまで“手段”に過ぎません
では、面接官は質問を使って、何を確認しようとしているんですか?
人と人とが時間と場所を決めて会うときには、必ず〈目的〉があるはず
例えば、友人が「飲みに行こうよ!」と誘ってきたとしたら、最近出かけていないから気分転換を目的としているかもしれませんし、何か相談事があるのかもしれません。
つまり、誘う側には必ず意図があります。
面接はあなたが一方的に「面接を受けさせてください!」と言っても、受けられませんよね?
なぜなら、面接の主催者は自治体だからです。
つまり、面接とは本来、主催者である自治体の目的をかなえる場なんです。
あたりまえのことですが、ここが重要なんです
ここで受験者に気付いていただきたいのは、自治体側が求めるものを提供しない限り、合格はあり得ないということです。
あなたの「公務員になりたい!」という目的を達成するために、自治体が面接を行っているわけではないのです
ついつい自分のことで頭が一杯で、気付けてませんでした…
大丈夫です
面接を受ける受験者の多くが、自分のことで頭がいっぱいになっています。むしろ今気づけたということは、合格に向けた方向に軌道を修正できたということになります
はい!
面接突破には面接官の視点が不可欠ってことですよね
でも、自治体(面接官)の求めるものって何なんですか?
どのような人を求めている?
まず、自治体側が面接を行う基本的な目的は
「将来の行政を担う人材を職員として迎え入れること」です
その選択をする場所が面接というわけです。
そして、採用の対象となる人材には基準があります。これがいわゆる合否基準というものです。
ここで注意が必要なのは、合否基準というモノサシは一つではない、ということです。
現在の公務員試験は自治体にもよりますが、高校生から60歳くらいまでなら、受験することができます。では、学生から社会人経験が豊富な人まで、単一の合否基準を使って、試験を行っているのでしょうか?
答えはもちろんNoですよね。
つまり、ただ”公務員面接”に対する対策を行っただけではいけないんです。なぜなら年齢によって合否基準が異なるからです。年齢が異なれば、役所で求められる役割や任せたい仕事も変わってきますよね。なので、社会人であるあなたは自分の年齢に合った合否基準を満たすように準備をする必要があります。
年齢別の合否基準とは?
役所は年齢と役職がある程度、比例する人事制度を採用しています。まずは、あなたの年齢とそれに対応した役職を確認してみてください。
年齢 | 役職 |
新卒 | 主事 |
既卒~28歳 | 主事 |
29歳~34歳 | 主任 |
35歳~44歳 | 主査 |
45歳以上 | 主査~主幹以上 |
実はこの表に記載された年齢区分ごとに面接での合否基準が異なるんです。
ちなみに、「新卒」と「既卒~28歳」は同じ役職になっていますが、求められる役割は異なります。新卒の場合は、社会人1年目ですから、役所の仕事を覚えることも必要ですが、社会人としてのマナーや振る舞いも身に付けなければなりません。一方で、すでに学校を卒業している場合はそうしたマナーや振る舞いは身についていることが採用判断の一つの材料となります。
年齢別の指導を受けるには?
公務員への転職を成功させるためには、年齢別の合否基準に沿って対策していくことが不可欠です。
一方で、新卒を主な顧客としている予備校ではこのような年齢別の対策を受けることができません。そもそも、講師自身が公務員試験を受けたことすらない方がほとんどです。
考えてみれば当然のことです。公務員を退職した人みんながみんな予備校の講師になるわけではないからです。
もちろん、公務員として実際に働いていた講師の方も在籍していますが、全体の1%にも満たないと言われています。そうした講師の方がYouTubeやCMに登場しますが、その講師から面接指導を受けられる可能性は1%未満ということになります。もちろん、誰から指導を受けても受講料は変わりません。
つまり、指導力に大きなばらつきがあるのです。
そこで、エンノシタでは①公務員試験を実際に合格し、②公務員としての実務経験を積んだ講師があなたの面接指導に当たります。さらに、エンノシタの場合、講師が③公務員面接の合否基準を熟知している。だから、受講者の年齢に応じて指導内容を最適化することができます。
実際に、予備校で学生と同じようなアドバイスしかされずに不安を感じた社会人受験者の多くが、エンノシタを利用し、次々と合格を掴み取っています。
合否に直結する5つの質問
1949年(昭和24年)に公務員試験が始まってから、70年以上の間に面接試験は変化し、それに伴い様々な質問も生まれてきました。それこそ無限に。
一方で、面接試験が変化してもずっと変わらずに使われている質問があります。
なぜ、変えないの?と疑問に思われたかもしれませんが、変える必要がないんです。より正確に言えば、時代や人々の価値観の変化に伴い、新たな質問が生まれてきたことも事実なんですが、同時に”淘汰”も起こっています。
先にも話したように質問は面接官にとっての”道具”です。
当然、使い勝手のいいものが選ばれ、残っていきます。
つまり、面接試験が変化してもずっと変わらずに使われている質問こそが、面接官にとって最も使い勝手のいい、優れたツールなわけです。
そうした優れた質問のうち、社会人の面接で頻度が高く聞かれ、かつ合否直結する5つの質問があります。それこそがエンノシタがコアアンサーと呼ぶものです。
コアアンサー5
面接で聞かれる無限にある質問の中から、〈頻度〉と〈重要度〉を掛け合わせてまとめた約50の質問リストを提供していますが、その中でも合否に直結する質問が5つあります
それをエンノシタでは〈コアアンサー〉と呼んでいます
コアアンサーって?
受験者の思いや考えを効率よく聞き出し、面接官にとって最も使い勝手の良い5つの質問に対する答え
合否に直結する質問となる
しかし、受験者にとってはホンネに深くかかわる質問となり、言葉にするのが難しく、かつ面接で話していい内容かどうかの判断が最も難しいものとなる
年解100回以上の指導経験から、このコアアンサーを練り上げることで、合格率が一般的な受験者の2倍以上に高まることがわかっています
そこで、5つの質問に対する回答を短期間で磨き上げるために〈コアアンサーの練り上げ〉というコンテンツを設けています
エンノシタならではのコンテンツであり、簡単にマネのできない取り組みとなる
面談をしていると、必ずと言っていいほど受講者の「面接での強み」が発見できるんです
ここで言う、面接での強みとは、単なる〈自己PR〉ではありません
面接官に信頼感を与えられる、あなたの思いや考えです
言葉に出来ていなくても、その時の話や考えを聞くと…
ヤマト「あ、〇〇さんって、貢献意欲が高いんですね。だって、誰にも言われなくても、その場その場で、自分から自分にできることをしてきたじゃないですか」
受講者「え?そうですか?それってそんなに特別なことですか?」
このように本人が気付いていなくても、これまでの経験やそこで取ってきた行動にあなたの思いや考えは必ず現れています。むしろ、特別に意識していないからこそ強みなんです。自然に磨かれたものこそが、あなただけの強みなんです。
特別でなくても、目立つことでもない、けれど人とはちょっと違う、あなただけの面接での強み
それを見つけて伝えるようにしています。きっとあなたにも、あなただけの強みがあります。
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