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面接は始まる前が9割|受かる人と落ちる人の違い「評価のベースラインとは?」

2025 11/05
中途採用の面接対策の核心
2025年11月5日

「合否を左右するのは、当日の20分だけじゃない」評価のベースラインとは?

(公務員試験/中途採用/社会人経験者/評価/面接)


目次

はじめに|なぜ“当日の出来”だけで結果が決まらないのか

最終面接が近づくと、多くの受験者が志望動機の磨き込みや自己PRの言い回しに集中します。もちろん大切です。
しかし、公務員試験(中途採用)の面接は、当日の受け答えだけで評価が決まるわけではありません。

実際には、あなたが入室する前に、すでに面接官の中では「評価の土台=ベースライン」が形成されています。
この記事では、評価のベースラインがどのように生まれ、どんな心理効果によって合否に影響しているのかを解説します。

結論:面接は始まる前が9割。
当日の20分は、すでにできあがった評価の“確認と微調整”にすぎません。


評価のベースラインとは?|面接前に形成される「初期評価」

評価のベースラインとは、受験者が面接室に入る前に面接官の手元にある
“記録”に基づいて形成される初期評価のことです。
これは「印象」ではなく「記録」でできているのがポイントです。

たとえるなら、健康診断の“問診票”のようなものです。
医師は診察を始める前に、すでにあなたの年齢・既往歴・生活習慣を把握しています。
その情報をもとに「この人は生活リズムが乱れていそう」「ここは注意して見よう」と
診察の見立てを立ててから、実際の診察に入ります。

面接も同じ構造です。
面接官はあなたが入室する前に、提出書類や試験結果から
「この人は論理的そうだ」「経験は少ないが誠実そうだ」など、
無意識のうちに“見立て=評価の初期値”をつくっているのです。

面接官の机上には、次のような資料が並びます。

  • 択一(教養・SPI・専門)のスコア
  • 論文評価(構成・論理・内容)
  • エントリーシート・面接カード・提出資料
  • 既存面接(一次・二次)の評価メモ

つまり、面接は「真っ白な状態」から始まるのではなく、
こうした“記録という下地”の上に行われているのです。

受験者にとっての面接は“スタート”でも、
面接官にとっては“すでに始まっている診察の続きを見る時間”に近いのです。

心理がつくる評価の土台|アンカリング効果とラベリング効果

面接官の判断に影響を与えるのは、単なるデータではなく、そのデータに付随する“心理的な評価”です。
ここでは、評価のベースラインを形づくる2つの心理効果を見ていきましょう。


🧭 アンカリング効果:最初の情報が基準になる

「最初に触れた情報が、その後の判断基準になる」——これがアンカリング効果です。
たとえば、択一のスコアが合格者平均を下回っている場合、面接官は無意識にこう捉えます。

  • 「基礎学力(国語力・計算力)が弱いのかもしれない」
  • 「学習に対する持続性がやや不足しているのでは」

反対に、論文や筆記の得点が高い場合は、

  • 「論理性が高く、知識の土台がしっかりしている」
    という“期待のフィルター”を通して面接に臨むようになります。

この初期印象が、その後の質問への反応や受け取り方にも影響します。
つまり、当日よりも前の評価が“見えないスコアライン”を作っているのです。


🏷️ ラベリング効果:一貫性のある印象は、崩れにくい

もうひとつの心理要素が「ラベリング効果」です。
これは、人が一

もうひとつの心理要素が「ラベリング効果」です。
これは、人が一度与えたラベル(印象)を維持しようとする心理傾向のことです。


まず、評価が低くなりやすいケースから見てみましょう。
たとえば、提出書類(志望動機・転職理由・職務実績など)の内容が薄く、論理のつながりが弱い場合。
この時、面接官の頭には次のようなラベルが自然と貼られます。

「動機が浅く、考えがその場しのぎ」
「経験と志望先の関係が見えない」

この段階で一度“感覚的な人”というラベルが付くと、
面接当日にどれだけ丁寧に話しても、「準備不足なのでは」「言葉に中身がない」といった印象が拭えません。
つまり、当日の出来よりも“事前の印象”が評価を引っ張ってしまうのです。


一方、評価が高く維持されるケースでは真逆の構造が起こります。
志望動機や転職理由、職務実績のストーリーが一貫しており、書類の構成も明快な場合、
面接官の頭には次のような肯定的なラベルが生まれます。

「経験と動機の整合性が高く、説得力がある」
「資料の構成が明確=準備力・再現性がある」

このラベルは非常に強力です。
仮に最終面接で一部うまく答えられなくても、“本来はできる人”という前提で評価が維持されます。


つまり、ラベリング効果とは、
「当日の出来」よりも「一貫した印象」こそが評価を支えるという心理現象です。

最終面接で評価が安定する人ほど、実は“面接前の準備段階”でラベルを整えています。

「ベースラインは記録で決まる」──だから強い

旅行の思い出より、写真(記録)の方が鮮明に残る。
評価も同じです。面接官が参照するのは記憶ではなく“手元に残るデータ”。
つまり、評価は記録で固定化されるのです。

努力の自己満足ではなく、「合格者レベルの記録を積み上げているか」が問われます。
自分の手応えより、「他者の評価の軸に立った対策」が重要です。


ベースラインを形づくる要素と“評価ラベル”

ラベルの種類は大きく4つある

ここまでの内容を一度整理してみましょう。
面接官が持つ「記録=ベースライン」を構成する要素は、大きく4つあります。
それぞれが“どんな評価ラベル”につながりやすいかを整理すると、次のようになります。

試験・資料の種類面接官が読み取る主な要素評価ラベル
択一試験(教養・SPI・専門)数的処理・国語・知識系などの得点基礎力・理解力・学習の持続性
論文構成・論理展開・テーマ理解・語彙力読解力・論理性・文章表現
提出書類(ES・面接カード等)志望動機・転職理由・職務実績の内容等動機の妥当性・経験の整合性・全体の一貫性
既存面接(一次・二次)質疑応答の内容・態度・印象人物評価そのもの(最も影響が強い)

つまり、最終面接の評価は“その20分だけ”で決まるものではなく、
これらの記録を通じて形成されたベースライン(初期評価)を土台に判断されているということです。


落ちる人・受かる人の違い

―― 面接は“始まる前”が9割

最終的な合否を分けるのは、本番20分の出来ではありません。
面接本番での回答の精度や説得力も、「事前準備の量と質」によって決まるのです。
つまり、どれだけ即興力があっても、下地となる“記録”が整っていなければ評価は伸びません。

ここで、実際に見られる「落ちる人」と「受かる人」の違いを整理してみましょう。

区分落ちる人の共通点受かる人の共通点
準備の姿勢準備が場当たり的で、どこかの試験要素が合格者水準に達していない各試験(択一・論文・面接)がバランスよく整い、全体で一貫性がある
書類・内容の一貫性書類・論文・面接カードがそれぞれバラバラで、ストーリーがつながらない書類・論文・回答内容が一貫しており、志望動機と経験が自然につながっている
対策の精度自己流の判断で「これで十分」と思い込む合格者の平均水準を基準に、客観的な目で修正・更新している
評価への意識面接を“その場の印象勝負”と捉えている「評価は記録で積み上がる」と理解し、提出物や回答を丁寧に整えている

面接は、“頑張った人”が受かる試験ではありません。
“正しい方向で準備を積み上げた人”が受かる試験です。

本番の20分を最大化するために、
その前の数週間・数か月の“見えない準備”が合否を分けます。

だからこそ——
面接は「始まる前が9割」なのです。


講師あとがき|面接は「話し方」ではなく「見え方(記録)の設計」

最終面接の出来を左右するのは、当日の話し方ではありません。
面接官の目にどう“映る”状態をつくっているか。
それを決めるのが「評価のベースライン」です。

面接とは、喋りのテクニックを競う場ではなく、
“評価される準備”を設計する場です。
どんなに人柄が良くても、どんなに努力を積み重ねても、
「見え方=記録」が整っていなければ、その努力は伝わりません。

一方で、記録が整い、一貫性がある人は、
本番で少し言葉が詰まっても、評価は下がりません。
“本来できる人”という前提で見てもらえるのです。

だからこそ、対策の本質は「話す練習」ではなく、
“評価の設計”を整えること。

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この記事を書いた人

山戸 宏晃のアバター 山戸 宏晃

■公務員面接の講師/元市職員
 ○最終面接の合格率は93%
 ○年間100回を超える社会人の面接指導
 ○政令市、東京都特別区など豊富な指導経験
自身も公務員試験の面接で逆転合格を果たし、民間企業からの転職を成功させた。
職員となってからも常に新たな挑戦を続け、施策提案では市長賞の獲得を成し遂げた。さらに、参加者126名・27分間のプレゼンテーションや、大規模な給付金制度の運営体制構築という実績を持つ。
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